2009年4月23日木曜日

漢印「盧蒼」(模写)

 これも漢代の玉印。「蒼」の「倉」上部を曲線に作り、整斉な印面に変化を与えている。その結果「へ」左右に朱が大きく残った。しかし、「口」を上に詰め下に朱を残し対応させている。整斉な印は単調になりがちだが、この印はそうならぬ様工夫されている。 


 原印影より線がやや太めになってしまった。また、長い縦画の微妙な抑揚も写しきれていない。もう少し描きこみが必要だ。

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