2010年11月26日金曜日

百福印16

今度はオーソドックスな金文の形で。
単純な形なので、変化をつけるために旁にたいして偏をグッと下げたてみた。
楕円の輪郭との調和を考えつつ、印稿の段階で微調整を重ねた。

前回もそうだが、こういう四角以外の印を刻すときは、主に正方形の印材を面取りして使っている。
円形の印材の場合、押印時に斜めになりやすいからだ。
しかし、この印材はかなり固めの寿山石で、面取りの方が骨がおれた・・・

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