2011年2月28日月曜日

呉大澂 篆文論語14




上は「用而愛人事(使)民」
5文字目は「使」の初文である「事」を用いている。
下は「以時 子曰弟」
いまさらながら、半紙にうまくまとめる難しさを痛感している。
紙を六等分に折ってはいるが、文字の大小に応じ枠外に出す場合もあるので、あくまでも目安。
全体でバランスを取らねばならない。
とはいえ、初期にくらべだいぶ収まりが良くなってきた。

あとはもう少し定期的にUPできたら上々なのだが・・・

2011年1月2日日曜日

百福印20、21、22、23








同形の甲骨文を、それぞれ朱白方円を違えて制作。
大晦日に刻した4顆を、昨日、今日で補刀して仕上げた。


平成23年の年賀状

今年の年賀状。大字は「恭頌新禧」小字は「辛卯元旦」。
ウサギの絵は漢代の鏡から取った。傍らの字は「漢竟兎図」。
「竟」は通じて「鏡」の意味に用いられる。
真ん中の印は、漢代吉語印の模刻で「日有憙(日びによろこびあらん)」。

2010年12月4日土曜日

百福印19

印篆を楕円の辺縁でかこってみた。辺縁の「円」と文字の「方」の対比がねらい。
印稿では文字の欠けはもっと少ないのだが、線のゆがみを誤魔化すために欠いてみたら、明るい感じになった。
怪我の功名というやつだ。

2010年11月28日日曜日

百福印17、18



甲骨文を用いて、長方形と楕円形の輪郭で。

2010年11月26日金曜日

百福印16

今度はオーソドックスな金文の形で。
単純な形なので、変化をつけるために旁にたいして偏をグッと下げたてみた。
楕円の輪郭との調和を考えつつ、印稿の段階で微調整を重ねた。

前回もそうだが、こういう四角以外の印を刻すときは、主に正方形の印材を面取りして使っている。
円形の印材の場合、押印時に斜めになりやすいからだ。
しかし、この印材はかなり固めの寿山石で、面取りの方が骨がおれた・・・

2010年11月22日月曜日

百福印15

金文の「福」。一般的なものとは偏旁の位置が逆である。
甲骨文や金文では、偏旁の位置がまだ定まっていないものがあり、これもその一例である。

「示」の縦画が右側に湾曲している形は、字書の形そのまま。
湾曲部との調和をねらい、楕円の輪郭でまとめてみた。
辺縁の太さの変化、字画と辺縁の接し方、カケの位置等工夫したつもりだが
まだちょっと、鈍重な感じがする。
もう少し大胆に輪郭を欠いても良かったかもしれない。