2009年8月31日月曜日

押印

 ただいま印譜制作中。前回紹介した印箋に押印。 

 
 今作っている印譜は、刻印を始めた翌年(平成12年)から去年までの印を収める。自刻印譜は過去に一部作成したのみで、刻印の大半は印譜にもまとめず、ほったらかしにしていた。
 
 いい加減まとめて置かないと散逸するかもしれないので、重い腰を上げ八月中旬から作業に取り掛かった。
 
 
 普通、印譜を編む際は駄作は入れず、作者会心の作(あるいはまあまあの作)を取るものだ。しかし今回は印、印影の残っているものはほとんど入れることにした。それは、ここ十年来の上達の度合いや好みの変化を確認してみたいからだ。
 

  
 まあ、そんなわけだから現在の目から見ると、満足いかない作品も少なくない。人には見せず、たまに取り出して独り眺めることにしよう。

2009年8月24日月曜日

印箋

 印箋とは、印を押し印影を保存するための用紙のこと。
  
 鮮明な印影を得るためには、表面が平滑で油を良く吸収する薄手の紙が適している。また印影を引き立たせるために枠を刷り込むことが多い。
  
 印箋は軸装や額装にして「篆刻作品」に仕立てるためのものと、複数枚を綴じて「印譜」(印影集)に仕立てるためのものがある。
 後者は印箋右側に綴じしろが来るので、その分、枠を左に寄せて印刷する。
 
 画像は自刻印譜用に作った印箋。枠の左側には印譜名や室号を入れるのが普通だが、制作年月日を記入できるように「平成 年 月 日刻」と印刷した。
  
 ちなみに、用紙は「白連半紙」。安価で押しやすい。印刷は家庭用印刷機「プリントゴッコ」を使用。昔は年賀状をこれでよく作ったが、ここ数年は押入れに入れっぱなしだった。印箋作りにも使えそうだとひらめき、ひさびさに使用。十分その任を果たしてくれた。
 

2009年8月17日月曜日

印箱




 知人のために印を刻したので、印箱を作って入れることにした。
 
 市販のものもあるのだが、外張りの布地がどれも同じでつまらないし、印材を収納する部分の作りも決まってるから、特定の大きさ、数の印材しか収められない。
 
 結局、自分に都合のよい箱がほしければ自作するしかないのだ。
 
 そこで、市販品を参考に作ってみたのが、これ。厚紙で形を作り、外側に表布、内側にサテンを張って仕上げた。
 シロウト仕事なので、開閉がうまくいかなかったり、途中で布地がはがれたりして失敗の連続だったがなんとか完成。一見単純な箱も自作は手間がかかることを実感した。